カナダのバンクーバーで高校留学の現地サポートをしております濵中と申します。
外国の高校への進学のため、何を基準にどこを選べばいいのか、決めるのが大変ですよね。
私はカナダで生まれ育った日系カナダ人でして、カナダの高校教育を肌身で感じてきました。
私が高校生の時、日本だけでなく色んな国から留学生がカナダへ来られてました。カナダの子、留学生の子、全員と一緒に時を過ごし、母国に帰っても未だに連絡を取り合っている友達もいます。その一人はなんとカナダの移民権を取得して、現在大学院への進学を目指して頑張っております。
カナダの高校を卒業するためには、留学生の方も現地の学生と同じクラスに入り、同じ授業を取らなくてはいけないため、その分交流も多かったのですが、留学生の方はやはり大変な面も沢山あったかと思います。
そんな体験をもとに、カナダへの高校留学をご検討されている皆様が知りたい情報などを私が実際見てきたこと、聞いた生の声も含めて、お話しできればと思います。
①カナダ高校留学の特徴
カナダの教育システム
カナダの高校は各自の得手不得手を活かし、全員に成功してもらいたいという教育方針のもと、必須教科の他に個人の才能に合わせた選択授業を幅広く開講しているため、カナダの高校は日本の大学、高校、専門学校が一体になっているような教育制度です。
個人の才能を伸ばすだけでなく、高校を卒業し、名門大学への進学を目指している学生に向けほとんどの教育委員会で国際バカロレア(IB Program)、APと呼ばれる大学の単位を取得できるシステムも提供されています。将来的にはカナダ国内でも海外でも活躍する人材を育てるのがカナダの教育方針です。
選択科目について
カナダの高校では、中学と違って卒業するまでに様々な選択科目を混ぜながら授業を受けることが出来ます。
どの選択科目を受けても、基本的に高校の費用は変わりませんが、稀に追加で5ドルから30ドルほど費用が発生することがあります。(家庭科の材料費など)
学校で色んな経験を単位の取得できるコースとして受講でき、コースによっては資格も取得できるものもカナダの高校の特徴です。
BC州の高校では下記の様な選択科目があります。
理系科目
実際に学校でロボットを作ったり、橋を作る、植物を育てるなど実践的な教育を行っています。高校によってはその育てた生の野菜などを、家庭科の授業を受けている学生が調理したりなど、色んなコースの学生が交流して授業を行うため、交流もさらに広がります。カナダの高校の施設は大変整っており本格的な研究室で実験をすることが出来ます。大学生になってからも研究室ですぐに実験が行える知識を学ぶ事が出来ます。
芸術科目
高校に本格的なシアターが設備されておりミュージカル、ダンス、音楽、演劇など舞台や演奏を通して個人の能力、才能を伸ばすカリキュラムが整っているため、歌うこと、ダンスすることが好きな高校生には大変人気な授業です。ステージに上がって表舞台に出る学生もいれば、裏方で照明等の担当などをする学生もいます。各学年で一人一人が任される役や義務は学生にとっても色んな面で勉強や成長させてくれるものだと思います。またそれによって表の人もいれば、裏の人もいて、全員が準備をして初めて完成するものだという事も学べるのは、全員が平等と考えているカナダの特徴だと思います。
家庭科
カナダでは各学校のカフェテリアでシェフのクラスが行われており本格的に調理やレストランの運営について学ぶことが出来ます。それだけでなく、カナダの多文化の環境を活かし、海外の料理や様々な多国籍の料理を毎日作っています。学校によっては最終的に調理師の資格を高校のうちに取得できるほどの設備も用意している高校もあります。その後専門校へ大学生として進学される学生もいます。もちろん留学生もカナダの高校で資格を取得することが出来ます。
技術科目
木工大工、車の整備、ロボティック、電気工場、プログラミングなど、「手に職系」の進路をお考えの学生には興奮するような設備が全ての学校に備え付けられております。その設備から学んだ知識や技術は、高校を卒業後すぐに仕事で活かせるものばかりです。学校のコース次第では地方の大会や海外の国際大会に出場することもあります。毎年その大会などでランキングに入る高校などもあります。その様な体験が学費だけで無料で体験できるのは、カナダの教育の魅力なところだと思います。
メディア
近年、大変重点を置かれはじめている、メディアの分野では校内放送、校内番組、映画制作などを本格的なカメラ、ライトなどを使用制作する、また3D CAD、アニメーションなど数多くの可能性を伸ばす機会が多く選択授業の中には含まれています。バンクーバーは第2のハリウッドとも呼ばれておりまして、その知識を活かしてカナダで映画関係の仕事に就く学生もいます。
英語プログラム
留学生がカナダの現地の学生と一緒に勉強するための準備プログラムとして教育委員会が運営している英語のクラスのカリキュラムもサポートが充実していること、またカナダは世界中様々な国から集まっている国であるためカリキュラムも多国籍の人が使用しやすいように組まれているため大変評判が高いです。カナダの英語の教育水準は海外でも非常に高いです。
②カナダ高校留学に必要な費用
カナダだけでなく、海外の学校へ留学行かれるにあたって、やはり費用はかなり気になるところですよね。
教育委員会によって費用が異なりますが、下記がカナダの高校へ留学するために発生する基本的な費用です。
・授業料:年間平均 13500ドル~16500ドル (公立の高校想定)
・ホームステイ費用: 年間平均 12000ドル (費用の内容:シングルルーム、インターネット、3食付き)
※公立の場合、保険は授業料に含まれているため、別で海外保険に入る必要はありません。
その他に、無料のところもありますが、親権者費用が発生する教育委員会などがございます。もしエージェントを通された場合サポート費用なども発生することもございます。
全て上記を考慮して、日本円で約250万円から300万円は留学費用として年間で必要になってくるかと思われます。
③留学先の高校の選び方
「実際どの学校にしよう、どの高校がいいかな?公立?私立?」など、考えることはたくさんあります。
ウェブサイトやブログを読んでも、様々な情報があるため、どこを信じればいいのか、分からなくなりますよね。
カナダで高校留学をする上で後悔しない学校選びの一番の方法は実際に足を運んでいただき、ご自分の目で見て頂くことです。
インターネット上の情報だけでなく実際に足を運んで自分の目でみてみると、どんな地域なのか、公立と私立の学校の雰囲気の違い、街の雰囲気、同じカナダの中でも特色や魅力が全く違うことがわかります。学校見学されてから留学を決めた学生様のほとんどが充実した高校留学を送っています。
教育委員会によっては、中学がなく、小学校から直接高校へ進学する形の教育委員会もあります。中学がない分、小学校を7年間通い、高校は5年間通います。その分高校生活の期間が長くなり、お友達との交流もさらに深まり英語を話す事が出来ます。そのような親友を作るのも語学の上達には大切になってくるかと思います。大学生になってもその交流は続くので、是非高校での生活を楽しんでいただきたいです。
カナダの高校での公立と私立の違い
日本から海外に来られる皆様が必ず確認される一つ、それは「その高校は公立のか?私立なのか?」です。カナダの高校は小学校、中学、高校と全て公立の学校に進学される方がほとんどです。
もちろん、私立の学校もありますが、学校数は圧倒的に公立と比べて少ないです。あと、カナダの公立は設備、サポート、先生の質、環境全て整っており、様々な経験も出来きるため物凄く魅力的です。
また私立は公立に比べて全校生徒の人数が少ない学校がほとんどです。そのため、私立の方が皆知り合いで授業を受けれるというアットホームな雰囲気な面があります。公立の方が生徒数が多い分色んな国の方との交流があります。
さらに、公立の高校は基本的に学期数が2つに対して、私立の高校は学期が3つあるところがあります。そのため、公立の高校と比べて、私立は公立の1年半分の単位を1年で取得できるというメリットもあります。
しかし、公立の高校の方が圧倒的に選択科目など体験できるコースやカリキュラムが充実しているため、海外からの学生はその方が好ましいかも知れません。
それに、私立は3学期ある分、生徒の入れ替わりも公立と比べて多いため、公立の高校の方が長い期間同じ学生と交流する事ができます。
また私立は現地の学生より留学生の方が多い場合もあるため、海外から来られる学生様には公立がおすすめです。
公立と私立では費用の面では各学期分の費用はそこまで大きな違いはありません。
高校のサポート体制
カナダの教育委員会を選んで頂く上で大事なポイントの一つが高校側の留学生へのサポート体制です。校長先生、先生たちの留学生への理解があり、受け入れ体制が整っているところで勉強出来ることはとても安心ですし留学中に困ったことがあった際に連携をとってサポートをしてくれます。過去の留学生の皆様も学校でなんでも相談できる先生がいるだけで大分気分的に違うという声が多いです。「留学生が少ない高校の方がいい!」とお考えの方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、ある程度の人数の受け入れをしている教育委員会の方が、留学生へのサポートも最初から卒業までしっかりしています。
学生さんの志向に適した”街”選び
地域選びは学生様一人一人の趣味、好きなこと、性格によって変わってくるかと思います。
例えば、スキー、スノボーなどスポーツが大好きな学生様には郊外でアウトドアのスポーツが思いっきり出来る環境(ウィスラー: SEA TO SKY)をお勧めします。またその地域のコミュニティやそこで盛んなアクティビティなど、やりたいこと、好きなことに合わせた学校、地域選びがカナダ高校留学を成功させる一番のポイントです。各教育委員会は学校近辺のコミュニティと提携を持っており、課外授業なども積極的に行いますので、コミュニティの人たちとも仲良くなる機会は沢山あります。
④入学に必要な英語力
「海外の学校に行くんだから、やっぱり最初からそれなりに英語を話せないと、留学なんて無理だよね」、って思ってませんか?
もちろん、英語が話せるに越したことはございません。しかし、英語力が低くても問題なく留学することは可能です。
カナダの高校に入学した際、授業が始まる前に必ず英語のレベルテストを実施します。
そのテスト結果をもとに各留学生の英語力に適した時間割を学校のカウンセラーが作って下さります。
全ての高校に、各学生専属のカウンセラーがおられます。そのカウンセラーが学生が卒業に必要な単位を確認してくださり、それをもとに学生の進路相談や生活面を含めた様々な相談事やサポートをしてくれます。
その英語のレベルテストが点数が低くても、入学取り消しや留学がもう出来ない訳ではありません。
もし英語をもっと勉強する必要がある学生は留学生専用の英語のクラスを取っていただきます。教育委員会で呼び名は変わりますが、基本的には、EALまたはELLと呼ばれるコースになります。昔は、ESLと呼ばれておりました。
そのコースは複数個レベルがあり、各学生の英語力に合ったコースに入れられますので、英語初心者の学生でも大丈夫です。
しかし、覚えておいていただきたい事がございます。
各レベルを終え、一番上のレベルを終えると、現地の学生も受講していて、卒業のために必要であるEnglish(国語)のコースに進めます。
そのEnglishのコースはGrade 10, 11, 12(高校1年、2年、3年)の3つありまして、卒業のためには全て取得する必要があります。
この上記のコース全て終えて、初めてEnglishのコースでは卒業に必要な単位を全て取得したことになります。
どのレベルのELL・EALのコースからスタートするかによってELL・EALの期間が長くなり、いつEnglishのコースに進める時期が異なります。
なので、英語のレベルテストの結果が良ければ良いほど上のレベルからスタートできるため、卒業に向けてのコース選択や過程が楽になってきます。
そのため、英語初心者でも問題ありませんが、入学されるまでに出来るだけ英語の勉強をすることをおすすめいたします。
➄カナダ渡航に向けて、必要な手続き、準備
カナダへ向かうためには様々な書類の準備が必要になります。
その準備に伴う書類や費用などもございますので、短期間では準備が大変なものもございますので、事前に準備していただくことをお勧めいたします。
書類関連で基本的に必要なもの:
・教育委員会の申請書、同意書の記入
・学生のパスポートのスキャンデータ
・日本の成績証明書(下記1)
・Custodian (現地での親権者)の書類(下記2)
1.成績証明書(全て英訳されたもの) - 現在在学中、またはご卒業された学校の成績証明書が必要になります。(基本的に過去3年分)
・中学校3年間の成績証明書
・卒業証明書
・高校1年時の成績証明書 - こちらは高校2年生からカナダの高校進学の場合のみ、上記2点と追加で必要
・高校の在学証明書 - こちらは高校2年生からカナダの高校進学の場合のみ、上記3点と追加で必要
2.Custodianの書類 - カナダ現地では、未成年者が勉強される場合必ず親権を持つCustodian・Legal Guardianの方を用意することが法律上義務付けられております。
・この書類は基本2ページにあります。
・日本の親御さん側が記入し、公証手続きするページ
・カナダの親権者になられる方がカナダ現地で公証手続きをするページ
の、2ページになります。こちら日本側とカナダ側を完成させ、2枚を合体させて初めて有効になります。
こちら上記を全て準備していただき、申請のち、学費のお支払いが完了しましたら教育委員会より入学許可証を受け取ることが出来ます。
その入学許可証をもとに学生ビザの申請をする必要がございます。
⑥カナダの高校の単位制度
カナダの高校は日本と違って全て全員が同じ科目を取る必要はありません。
カナダは単位制でして、必須の単位もありますが、上記でお話させて頂いた通り、コースの一覧を確認し様々な選択科目を取り入れながら自分ご自身のオリジナルの時間割をカウンセラーと作れるんです!
日本とはまた違っていて、自分で何が必要か、何を取らないといけないか、不要なのかを自分でも確認するため自立心を養うためには、凄くいい環境です。また、それをしていくことで自己解決能力も高まります。
カナダの高校は大きく2つに分かれます。それはセメスター制とリニア制です。
どちらも新学期は9月から始まり、6月末まで授業が行われます。7月と8月の2か月間が夏休みになります。9月からのスケジュール、夏休みの期間は小学校も中学校も同じです。
・セメスター制
セメスター制の学校は基本的に2つの学期があります。一学期目に4教科、二学期目に全く違う科目を4教科受講します。そのため、学期中は毎日同じ4教科を行います。
そして二学期目に入ると、一学期目の4教科は終了し、単位も取得でき、新しい4教科を毎日行います。その二学期合計で8コース分の単位が取得できます。
・リニア制
リニア制の場合、二学期に分かれてなく1年間通して8コースを受講します。Day 1とDay 2と分かれており、Day 1に4教科、Day 2に4教科あります。そのDay 1とDay 2が毎日交互に行われるため、全てのコースは二日に一度授業を行います。
最終的には、共に1年で8コース取得できるのですが、セメスター制の場合、失敗して単位を落としても次の学期(5か月)で取り直す事が出来ますが、リニア制の場合、来年改めて1年間費やして取り直す必要があるため、留学生の方はセメスター制の高校に進学されることをおすすめいたします。
BC州ではその単位の管理を全て文科省が管理しているため、もし留学中にBC州内で学校を変更された場合も取得された単位が全て移行することが出来ます。
夏休みの期間もサマーコースというプログラムがありまして、最高で2コース分の単位を取得することが出来ます。
➆滞在方法について
家族から離れて海外で暮らすため、ご自身が滞在される空間っていうのはとても大切になってきます。そのため、学校選びも大切ではありますが、滞在先を選ぶのもとても重要になってきます!
カナダの高校に留学中は滞在方法は基本的にはホームステイになります。
寮がある私立の高校もありますが、どうしても留学生の割合が多いため、公立校に進学された場合はホームステイになります。
また未成年者のため、アパートを借りるなど、ご自身で物件を探して滞在することが出来ません。ちなみに、小学生や中学生低学年の留学の場合はお父様、お母様のどちらかが一緒にカナダにご滞在していただく必要がございます。
高校の地域によってホームステイ先の費用も異なります。そのため、学校の費用も大事ですが、長期滞在の場合は短期と比べてホームステイ費用だけで大分総合的な費用が変わってきます。
ホームステイ先は基本的に学校からご自身で通える範囲の位置にございまして、事前に学生のプロフィールを頂き、その学生に合ったファミリーを用意させて頂きます。教育委員会によっては事前に候補をいくつか頂いて見学してから選ぶ事も出来ます。
ホストファミリーは学生の皆を家族の一員として接してくださるため、とても居心地の良い環境で勉強に励むことが出来ます。
ファミリーの子供たちで、小学生や中学の子供たちもいることもあります。国をまたいでのカナダの本当の兄弟の様な関係になることもあります。
場合によっては、他の留学生の方もご滞在されている事もございます。その留学生はご自身と同じ国ではない学生になるよう配慮しております。
カナダに留学に来ているから、別の国の留学生と文化交流するのもご自身の視野を広げる貴重な経験になります。
また中国や台湾の学生は文化が似ている面も多々あるため、海外に一人で来られた時に気持ちを分かち合えるかけがえのない親友になることもあります。
ホームステイにご滞在の間はファミリーがご飯を提供してくださります。
そのため、ファミリーとのコミュニケーションを取り、ご自身の好きな食べ物や苦手な食べ物などをお伝えすることも大事になってきます。ファミリーとのこのようなシンプルな会話でも十分語学の上達へは繋がります。
⑧留学前、留学中の勉強方法
語学が全く違う環境での勉強はとてもストレスが溜まります。その中でも、効率よく英語を上達することが出来ればあとが大分楽になります。
そのため、高校留学だけでなく、カナダに到着されるまでに小学生から大学生や社会人の皆様全員に出来るだけ語学力を上げて来ることをおすすめいたします。
最初来られた際は、何をするのも、環境になれるのも大変だと思います。それに備えるために、まずリスニング能力をカナダにご到着されるまでに出来るだけ高めてください。
カナダ到着前はリスニング重視!
なぜリスニング?
・到着してから、学校もそうですがまず一つ目の難関はホストファミリーとの会話です。ファミリーが何を言っているか、どういう話をしているかを把握できているだけで大分変ります。
伝えたいことがあれば、ジェスチャーや文字を書けば通じるのですが、状況が把握できていないと気持ち的にも不安にもなりますし、話をすること自体が苦痛になるかも知れません。
留学に向けてのおすすめの勉強方法
・映画を観ましょう!
リスニング能力を高めるためには、やはり英語を沢山聞いていただくのが手っ取り早いです。おすすめとして、過去に日本語で観たことの映画を英語吹き替え版で観ることです。最初は字幕を付けて、読みながら映画を観ていき、最終的に字幕がなく3本の映画を問題なく聞き取れるようになれてれば大分リスニング力は上達してます。
・カラオケで歌おう!
ただの遊びではありません。洋楽をひたすら歌ってください。カラオケでは実際英語を読み、生の声で言わなくてはいけません。そのため自然とリーディングとスピーキングの練習にもなっているんです。その洋楽を歌うためには、歌詞なども調べるため、単語の勉強にもなります。ランキングを確認して、海外の人気の洋楽から調べれば、現地に着いてからの話題のネタにもなるので、現地の高校生ともすぐに話しが弾むかも知れませんね!
到着後は積極的に活動を!
各学生さんに合った勉強方法があるかと思いますが、過去の学生の皆様の中で特に勉強だけでなく充実した留学生活を送られてきた方々は皆声をそろえて「友達と沢山話す」ことが大切とのことでした。友達が出来れば、分からない事があっても助けを求めることも出来ますし、遊びに行くためには、絶対英語を話さなくてはいけません。
現地に到着してからは様々な活動があるかと思います。ホストファミリーとのアクティビティ、学校でのクラブ活動、勉強、お友達との交流など色々あります。
その中で、コースだけでなく、部活動、クラブ活動など全てにおいての活動に必要な語学の上達につながります。
全ての機会を語学力向上に繋げるためにはやはり積極的に活動することが大切になってきます。
⑨卒業後の進学先
カナダの高校を卒業後、様々な学校へ進学される学生がおられます。
日本へ帰国し帰国子女として大学を進学される方、そのままカナダの学校へ進学される方もいます。
大学生になれば、中学や高校で思いつかなかった、選択肢や夢もさらに広がるため、楽しみですよね。でも実際どこへ進学すれば良いか、どこへ行けば良いか、まだ分からないですよね。しかし、卒業後の進学先の学校によって、学費やそれ以外の費用も大分変ってきます。
そちらも全て考慮して準備する事前に準備する必要がございます。
日本の大学
・日本の大学へ進学される方の場合、様々な入試方法があります。一般入試、AO入試、面接入試、帰国子女枠など、色んな制度があります。そんな中、高校で取得していく単位が関係してきます。大学や学部によって高校生の時に取得しておいた方がいいコースとかもあります。そちらを事前にリサーチして進学に備えることも大切になってきます。そのため半年ぐらい前から事前に調べ、短期でも良いので夏休みの間日本へ一時帰国した際に興味のある大学の説明会などに参加されることをおすすめいたします。
カナダの大学
・カナダの大学へ進学される場合は、試験という制度がなく、BC州の文科省が管理している成績証明書を使用し入学の願書を学校へ提出いたします。そのため、高校2年、3年生の内申点がとても重要になってきます。カナダの大学も学部によって高校生の時に取得しておいた方がいいコースがあるため、そのリサーチも大切になります。大学に進学すれば、滞在先はホームステイだけでなく、寮やルームシェアなどという選択肢も増えてきます。ホームステイもいいですが、大学の寮での生活も物凄く楽しいですし、他の学生との交流も一段と増えます。現役で大学に通われている大学生にその学校の単位や寮の話など、費用の事なども生の声を聴きつつ進学をお考えの高校の皆様に合った学校をおすすめできます。
「最終的に働くなら日本?カナダ?」
・大学の進学先に考慮すべきこととすれば、やはり就職先、職種も関係してきます。海外で活躍する人材になりたいのか、母国で活躍する人材になりたいのか、カナダへ移民したいのか、色々あります。そちらを全て考慮し、進学先も考えていかなくはなりません。現在大学生をされているお知り合いの方にもお話しを聞くのも凄く良いかも知れません。
⑩弊社サービスの詳細
私が勤務しております、ウエストコーストインターナショナルはカナダ留学に特化した留学エージェントです。
弊社はバンクーバーに本社、日本の東京都に支社があるため、両国でサポートが出来る唯一のエージェントです。
小学生から大学生や社会人と幅広い方の留学サポートをさせて頂いた経験を活かし、尚且つ現地にオフィスがあるため、生の声を含めた最新の学校情報をエージェントとして皆様にご提供させて頂きます。皆様にカナダの教育や生活の面を含めた魅力をどんどんお伝えできればなと思います!
そんな中、高校生の留学サポートでは様々な公立の教育委員会と提携を持っており、カナダの高校へ留学をお考えの中学に通われている方、高校の方に様々な学校の情報をお伝え出来ます。公立でも私立でも、高校によって違う制度もあることもありますので、学生様一人一人に合った高校や教育委員会をおすすめさせて頂きます。
またご到着後、バンクーバー本社のスタッフが高校生の入学の準備から卒業までのサポートを現地でさせて頂いております。その後、カナダでの大学や大学院への進学をお考えの場合もそちらもサポートさせて頂きます。
親権者が必要の教育委員会では、エージェントとしての弊社のスタッフが親権者をさせて頂く事もありまして、卒業に必要な高校生の成績の把握、学校への交渉などもさせて頂いております。その関係もありまして、弊社スタッフがすぐに迎える、バンクーバーにある公立や私立の学校を優先的にご紹介させて頂いております。
具体的な進路相談や教育委員会別の費用などもお伝えすることが出来ます。
もちろんカナダの高校へ卒業までも、短期での留学も可能ですので、些細な質問でもお気軽にお問い合わせください。
皆様と現地でお会いできるのを楽しみにしております。
ー ウエストコーストインターナショナル (日本支社/Japan Office)
ー Westcoast International Education Consulting in Canada Ltd. (バンクーバー本社/Canada Office)